痛くない鍼治療
鍼と聞くと痛いイメージをお持ちの方が多いと思います。
一般的に使われる注射針が直径0.8ミリ前後、シャープペンの芯は0.3ミリ~0.7ミリ。
当院で使用する鍼は直径0.10ミリ~0.18ミリの鍼がほとんどです。例えるなら髪の毛ほどの太さで、さらに鍼の先端は身体に入りやすいよう細く作られておりますのでほとんど痛みはありません。
どうしても鍼が恐いという方には、刺さないタイプの鍼もありますのでご相談ください。
この鍼は、身体が過敏な方や小児に使用する鍼ですのでまったく痛みはありません。
また、当院の鍼は全て使い捨てのものを使用しております。鍼を出す前はガス滅菌されており、患者様に使用した鍼はその日の治療が終われば全て廃棄しますので感染の心配も全くありません。
初診当日は実際の鍼の細さを見ていただきますが、先端恐怖症などの方はお伝えください。
その他鍼について疑問などがありましたらお電話やお問い合わせフォームにご連絡ください。
安全な灸治療
お灸
当院のお灸について説明させていただきます。
昔のお灸は、艾を直接皮膚の上に置き、そのまま火をつけるため火傷することが多かったのですが、当院のお灸は艾の下に台紙がついているため、火傷することはございませんので、安心して治療を受けていただきます。
逆子のお灸などは有名ですが、その治療の際は、米粒ほどの大きさの艾を足の指に直接いたします。
しかし、艾の大きさが小さいため、熱さを感じる時間はほんの一瞬ですし、火傷の痕も残りません。
自宅灸
一昔前は、自宅でお灸をすることも一般的でありましたが、最近はほとんどの方が自宅灸をされることはありません。
しかし最近では、お灸女子という言葉もあるほど、お灸が注目されております。
お灸は冷えの改善や痛みの緩和、筋緊張緩和に効果があります。当院で治療された方であれば、自宅灸のツボに印をつけさせていただき、正しいツボにご自宅でお灸をしていただくことも可能です。
特に、不妊症をはじめとする婦人科系や冷えの強い方にはお勧めです。
お灸は当院でお渡しすることも可能ですし、ネットや薬局で市販されているものを使っていただいても構いません。
簡単にできる健康法ですのでお勧めです。
院内設備
遠赤外線
当院で使用している機器は10ミクロン前後の波長(生育光線)のものを使用しております。
この波長は、生体が放射する波長と同じで、皮下組織に浸透し内部から照射部位を温める効果があります。
不妊症の患者様や女性の患者様は足元が冷えていることが非常に多く、婦人科の重要なツボは足部には多くあります。この遠赤外線を使用し足の深部を常に温め、血流や経絡(ツボの流れ)を改善します。
ホットストーン
当院では、腹部の治療も重視しております。腹部には不妊症はもちろん、便秘や腰痛などのあらゆる疾患の治療穴が存在します。
鍼灸治療の前か後(予約状況により異なります)に全身をゆっくり温める時間を設けておりますので、腹部はホットストーンを使用しております。
吸角
ガラス製のカップを用いてコンプレッサーで吸引していきます。
こちらの治療は別料金になりますが、背中の凝り・張りの強い方やドロドロ血の多い方に行います。
マッサージを受けている感覚に似ているので、凝りが強い方には好評です。
また、ドロドロ血の多い方は、吸引によりドロドロ血を皮膚方面に吸い上げますので内出血の痕が強く残ります。
一週間程度で消えますが、治療を続けていくと痕が残らなくなるので、ドロドロ血タイプの方に効果的です。